【動画】クラウドの正体とクラウドツールを利用するメリットとデメリットと導入時の注意点
この動画では、パソコンやスマホ用語で耳にする
- クラウドツールや
- クラウドサービスの
『クラウド』の正体とクラウドツールを利用するメリットとデメリットと導入時の注意点について紹介します。
クラウドは一般的には雲を意味しますが、
パソコンやスマホ用語においてクラウドは、クラウドコンピューティングの略称として用いられます。
クラウドコンピューティングとは、インターネットを通して、他のコンピューターがデータの処理や保存を行う技術のことです。
クラウドツールやクラウドサービスというのは、このクラウドコンピューティング技術を用いたツールやサービスのことを指します。
クラウドツールを提供している企業の一例として、グーグル社があります。
グーグルのクラウドコンピューティング技術で利用されているコンピュータを含む、データセンターの写真はグーグルのHPで閲覧することができます。
Data centers – Google Data centers
また、このクラウドコンピューティング技術で利用されているコンピュータのことをクラウドと呼んだりもします。
これが、クラウドの定義を複雑にしている一因でもあります。
この動画では、正しく意味を伝えるために、クラウドコンピューティング技術のことをクラウドと呼び、クラウドコンピューティング技術で処理したり保存したりするコンピュータのことをクラウドコンピュータと呼びます。
次に、クラウドツールを利用するメリットについて紹介します。
まず、企業などの組織で使う場合は
- クラウドコンピュータに保存したデータを組織内のメンバーがアクセスできる状態で、クラウドツール上で業務を行えば、リアルタイムに情報を共有することができます。
- また、インターネットさえ繋がればいつでもどこでもデータにアクセスすることができるので、
- 移動時間などの隙間時間を有効活用したり、
- 災害などで通勤が困難な場合でも業務が止まらずに済みます。
また、個人で使う場合でも、
- パソコンやスマートフォンなどの端末をが故障してもデータは壊れないというメリットや
- パソコンやスマートフォンを買い替えても、データの移行作業を必要としないというメリットがあります。
- 更にデータをパソコンやスマートフォンなどの端末に残す必要が無いので、端末代のコストを抑えることもできます。
クラウドツールを利用するデメリットとしては
- インターネットが繋がらない環境や、システム障害発生時などはデータにアクセスすることができないことや
- 社外にデータを保存することになるので、データが紛失する可能性とセキュリティ上の懸念があります。
よってクラウドツールを利用する際は
- 障害が発生せず正常に稼働している時間を割合で表す稼働率や
- データを安全に保存するためにどのような対策がされているかを確認しておくことが重要です。
以上が、クラウドの正体とクラウドツールを利用するメリットとデメリットと導入時の注意点でした。