【動画】入力した年月に応じて、末締めでない1ヶ月分の日付を自動で表示する方法(給料計算表)
この動画では、エクセルで入力した年月に応じて、末締めでない1ヶ月分の日付を自動で表示する方法を紹介します。
以前の動画で、給料計算表を作る方法を紹介したんですが、末締めでない場合の、日付の表示方法について質問があったのでこの動画で紹介します。
もし、全く同じ環境で作成したい場合は、エクセルで給料計算表を作る動画を参考にしてエクセルファイルを用意してください。
この動画では、10日締めを想定して作成します。
末締めでない場合の日付を自動で表示するには、
=DATE(H1,J1,11)
というように、入力します。
DATE関数は
- 1つ目の引数に年
- 2つ目の引数に月
- 3つ目の引数に日
を入れることで、日付データを作成する関数です。
ここでは、
- 1つ目の引数に年の数字が入ったセルを参照し、
- 2つ目の引数に月の数字が入ったセルを参照し、
- 3つ目の引数に締め日の次の日付を入力しています。
3つ目の引数は、
- 締め日を10日にしたい場合は11
- 締め日を15日にしたい場合は16
- 締め日を25日にしたい場合は26
というように、締め日に1を足した数字を入力します。
2日目以降の日付は1つ上のセルの日付に+1することで作成します。
=A11+1
と入力して確定したら、そのセルを選択した状態で、セルの右下の小さい四角をドラッグして、31日目まで作成します。
次に、締日以降の日付を非表示にするには、
29日目の欄(A39)に
=IFERROR(IF(DAY(A38)=10,””,A38+1),””)
と入力します。
これで
もしA38セルの日付が10だったら、何も表示しない、
そうでなければ、A38+1を表示するという意味になります。
最後に、もしそれがエラーだったら何も表示しない
という関数を設定しています。
10のところは、
- 締め日を10日にしたい場合は10
- 締め日を15日にしたい場合は15
- 締め日を25日にしたい場合は25
と入力します。
入力できたら、そのセルを選択した状態でセルの右下の小さい四角をドラッグして30日目~31日目の欄(A40~A41)にも数式を作成します。
罫線が消えた場合は修正しておきます。
エラーが気になる方は、そのセルを選択した状態で、隣のビックリマークをクリックして、エラーを無視するをクリックすると非表示にすることができます。
最後に、Ctrlキーを押しながらSキーを押して、ファイルを保存しておきます。
以上が、入力した年月に応じて末締めでない1ヶ月分の日付を自動で表示する方法でした。