【動画】作りながら学ぶ初めてのエクセル(売上管理表編) #28 関数や計算式のエラーを非表示にするIFERROR関数
この動画では、関数や計算式のエラーをIFERROR関数で非表示にする方法を紹介します。
前回紹介したIF関数でもエラーを非表示にする方法はありますが、今回はエラー対応に特化したIFERROR関数を使って非表示にする方法について紹介します。
今回はD11セルにIFERROR関数を入力していきます。
入力する数式はこちらです。
=IFERROR(VLOOKUP(B11,商品リスト!A:B,2,0),””)
関数の引数に更に関数が入ってるのでややこしいですが、IFERRORという関数の引数に、元々入っていたVLOOKUP関数が入っていることが分かります。
なので、まず、現在入力されている数式の=以降を選択して、Ctrl+Xで切り取ります。
そのまま=に続いてIFERROR(,””)と入力し
括弧とカンマの間に先ほど切り取った数式をCtrl+Vで貼り付けます。
これで、エラーを非表示にすることができました。
数式を順番に解説していきます。
IFERROR関数は2つの引数を入力します。
1つ目はの引数は、そのセルに表示したい関数や計算式を入力します。このシートのD11を例に出すと、この数式がまるまる入ることになります。
2つ目の引数は、1つ目の引数がエラーだった場合に表示する値を入力します。今回はエラーの場合は何も表示しないという設定にしたいので、ダブルクォーテーションを2つ入れます。
日本語で言い換えると①がエラーの場合は②を表示。そうでなければ、①表示という式になります。
分かりやすい日本語にするなら、①を表示する。しかし①がエラー場合は②を表示する。
となります。
よって、今回入力した数式を日本語で言い換えると
B11の商品名を、商品リストシートのA列からB列の表の一番左の列の中から検索して、ヒットした項目の左から2列目を参照して表示する。しかしそれがエラーだった場合は何も表示しない。
ここで、Ctrl+Sキーを押し、上書き保存をしておきましょう。
最後にIFERROR関数について簡単にまとめておきます。
IFERROR関数は2つの引数から成り立ちます。
1つ目は、表示したい関数や計算式
2つ目は、1つ目の引数がエラーを起こした場合の表示
を入力します。
よってエラーを非表示にしたい場合は、
=IFERROR(表示したい数式や計算式,””)
と覚えておくと便利です。