【動画】実務で使えるエクセルのショートカットキー&テクニック ランキング30選(Windows編)
目次
はじめに
この動画では、エクセルのショートカットキー&テクニック 30選を紹介します。
マウスやトラックパッドをなるべく使わず、今から紹介するテクニックを使うことで、より効率よく、快適にエクセルを使うことができます。
概要欄に印刷して使えるショートカットキー一覧のデータを貼っておきますので、是非印刷して使ってみてください。
目次はこちらです。
セルの入力を確定して右のセルに移動
まずはセルの入力を確定して選択セルを右のセルに移動する方法です。
情報をこのように右に入力していきたい際は、Tabキーを使うと素早く入力できます。
通常、セルの入力を確定する際に、Enterを押すと、選択セルが下に移動します。
これを、毎回右に持ってくるのは手間なので、セルの入力を確定する際に、Tabキーを押すことで、セルの入力を確定して、選択セルを右に移動することができるので、すぐに次の情報を入力することができます。
列幅・行幅の自動調整
セルの列幅や行幅を適切な幅に調整したい場合は、列名・行名の境目をダブルクリックします。
複数の列や行を選択した状態で、境目をダブルクリックすると、その選択した列や行を全て同時に自動調整することができます。
テーブルを設定
表にテーブルを設定するには、Ctrlキーを押しながらTを押します。TableのTと覚えます。
表にテーブルを設定すると、このような縞々のデザインになって見やすくなったり、データの並び替えや絞り込みができるようになります。
連続して続くデータの端に選択セルを移動する
次に、連続して続くデータの端に選択セルを移動する方法です。
Ctrlキーを押しながらカーソルキーを押すと、選択セルを連続して続くデータの端まで移動することができます。データ量が多い際に、一瞬でデータの端に移動したい際に便利です。
また、空白セル上で使うと、連続して続く空白セルの次のセルに選択セルを移動することができます。
セルを範囲で選択する
次にセルの範囲をカーソルキーで選択する方法です。
エクセルではカーソルキーを押すことで、選択セルの位置を移動することができます。
Shiftキーを押しながらカーソルキーを押すと、最初の選択セルを起点として、その方向のセルを範囲で選択することができます。
選択したい範囲の対角の端をShiftキーを押しながらクリックすることで、その範囲を選択することもできます。
連続して続くデータの端まで選択する
次に連続して続くデータの端まで選択する方法です。
今、紹介した、Ctrlキーを押しながらカーソルキーを押すショートカットキーとShiftキーを押しながらカーソルキーを押すショートカットキーを組み合わせると、連続して続くデータの端まで選択することができます。
全てを選択(小~大)
表の全てを選択したい場合は、Ctrlキーを押しながらAを押すことで、エクセルが自動で判別した表の範囲が選択されます。AllのAと覚えます。
もう1度Ctrlキーを押しながらAを押すと、さらに大きい範囲が選択されます。
何度か押すと最終的には、シート内全てのセルが選択されます。
セルが編集モードの状態でCtrlキーを押しながら、Aを押すとセル内全ての情報を選択した状態にすることもできます。
全てを選択(大)
一瞬で、シート内全てのセルを選択したい場合は、シートの一番左上のこの部分をクリックすることで、シート内全てのセルを一瞬で選択することができます。
セルを追加で選択・選択セルを解除
セルを追加で選択したい場合は、Ctrlキーを押しながら、追加したいセルをクリックします。
行や列を複数選択することもできます。
逆に選択セルを解除したい場合も、Ctrlキーを押しながらクリックすることで、解除することができます。
これらを駆使することで、選択範囲を自在に操作して、書式の変更などを素早く適用することができます。
直前の操作を繰り返す・『元に戻す』を戻す
セルの色を変えたり、セルを結合するなどの、操作を繰り返し行いたい場合は、Ctrlキーを押しながらYまたは、F4キーを押すことで、直前の操作を繰り返すことができます。
元に戻す
操作を間違えて、元の状態に戻したい場合は、Ctrlキーを押しながらZキーを押すことで、元に戻すことができます。繰り返し押すと、その数だけ元に戻ることができます。
元に戻した後に、先ほどのCtrlキーを押しながらYまたは、F4キーを押すと、元に戻した操作を元に戻すことができます。戻し過ぎた際は、これで、元に戻すことができます。
セルを編集モードにする
次はセルを編集モードにするショートカットキーです。
カーソルキーでセルを選択するようになると、マウスポインターを動かして、セルを編集するのは効率が悪くなります。
セルを編集したい際はそのセルを選択した状態で、F2キーを押すと、そのセルを編集モードにすることができます。
セル内のカーソルバーを端まで移動
次に、セル内のカーソルバーを端まで移動する方法です。
セルが編集モードになった状態で、Homeキーを押すと、カーソルがその行の先頭に移動します。Endキーを押すと、その行の最後に移動します。
キーボードの種類によっては、ファンクションキーを押しながらカーソルキーなどに割り当てられていますので気を付けてください。
先ほど紹介した、Shiftキーを組み合わせれば、カーソルキーがあった位置を起点として、その方向のテキストを範囲で選択することができます。
セル内の情報が1行だけの場合は、カーソルキーの上キーで先頭に移動して、下キーで最後に移動することもできます。
検索
次はファイル内の情報を検索するショートカットキーです。
Ctrlキーを押しながらFキーを押すと、検索したい文字を入力して、一瞬でその文字があるセルに飛ぶことができます。FindのFと覚えます。
情報量が膨大な際に便利です。
置換
次はファイル内の情報を置き換えるショートカットキーです。
Ctrlキーを押しながらHキーを押すと、置き換えのメニューが表示されます。このメニューでは、上のボックスに入力した文字を、下のボックスに入力した文字に置き換えることができます。
例えば、吉田という名前を鈴木に置き換えたい場合はこのように入力します。Tabキーで次の入力ボックスに移動することができます。入力できたら、Altキーを押しながらAを押すことで、すべて置き換えができます。
置き換え後の文字を空白にすれば、特定の文字を削除することもできます。例えばこのように、円という文字を全て取り除きたい時は、このように入力すると、円を何もない状態に置き換える、つまり削除することができます。
値のみ貼り付け
次は値のみ貼り付ける方法です。
Ctrlキーを押しながらCでコピーして、Ctrlキーを押しながらVで貼り付けるショートカットキーはエクセルに限らずWindowsのパソコンであれば、ほとんどのアプリで使えることができるショートカットキーですが、これをエクセルで実行すると、書式まで貼り付けられてしまいます。
この時、右クリックで、貼り付けメニューから値を選択すると、セル内の情報、つまり値のみ貼り付けることができ、書式は貼り付けられないようにすることができますが、実はこれにもショートカットキーがあります。
貼り付けたいセルを選択した状態で、キーボードのアプリケーションキーを押して、Vを押します。同時押しではなく、1つずつ順番に押します。すると、値のみ貼り付けることができます。
オートフィル機能を表の最終行まで適用
次に、オートフィル機能を表の最終行まで適用する方法です。
このような表に、自動で計算する数式などを作成した際に、セルの右下の小さい四角、フィルハンドルというのですが、これをドラッグすると、他の行の数式を作成することができます。
ただ、データ量が膨大な際は、この方法では時間がかかってしまいます。
そこで、フィルハンドルをダブルクリックすると、エクセルが自動で、表を認識して、その範囲に数式が作成されます。
セルの書式設定
セルの書式設定を開くには、セルの書式設定を変更したいセルを選択した状態で、Ctrlキーを押しながら1を押します。
セルの書式設定では、表示形式、配置、フォント、罫線、塗りつぶし、保護に関する設定を行うことができます。
タブを切り替え
セルの書式設定メニューなどを開いている際にタブを切り替えるには、Ctrlキーを押しながらTabキーを押します。CtrlキーとShiftキーを押しながらTabキーを押すと、前のタブに切り替えることができます。
列・行を追加・削除
列・行を追加する場合は、追加したい列・行を選択した状態で、Ctrlキーを押しながら+キーを押します。
セミコロンのキーにある+キーを使う場合は、Ctrlキーだけでなく、Shiftキーも押しながら、セミコロンキーを押す必要があります。これはセミコロンキーで+を入力する際は、Shiftキーを押しながら、セミコロンキーを押す必要があるためです。
逆に行や列を削除する場合は、追加したい行や列を選択した状態で、Ctrlキーを押しながら-キーを押します。
入力キャンセル・コピーのキャンセル
間違えてセルを編集してしまった際に、入力をキャンセルするにはEscキーを押します。
複雑な数式を入力していて、このようにエラーが起こった際などにもEscキーで一旦、離脱することができるので便利です。
このキーは、入力の確定後は効かないので、入力を確定してしまった場合は、Ctrlキーを押しながらZキーで元に戻します。
セルがコピーされている状態をキャンセルしたい際もEscキーでキャンセルすることができます。
列・行の非表示
列を非表示にするには、非表示にしたい列のセルを選択した状態で、Ctrlキーを押しながら0を押します。
行を非表示にしたい場合は、非表示にしたい行のセルを選択した状態で、Ctrlキーを押しながら9を押します。
グループ化・グループの解除
列や行をグループ化するには、グループ化したい列や行を選択した状態で、AltキーとShiftキーを押しながらカーソルキーの右キーを押します。
グループ化を行うと、このマイナスボタンをクリックして非表示にしたり、プラスボタンをクリックして再表示したりすることができます。
先ほどの非表示機能とは違い、簡単に非表示にしたり再表示したりすることができますが、余分に幅を取るので、状況に応じて使い分けます。
グループを解除するには、解除したい列や行を選択した状態で、AltキーをShiftキーを押しながら、カーソルキーの左キーを押します。
新しいシートを作成
新しいシートを作成するには、Shiftキーを押しながらF11キーを押します。
シートの切り替え
表示しているシートを切り替えるには、Ctrlキーを押しながらページダウンで次のシートへ、ページアップで、前のシートに切り替えることができます。
キーボードの種類によっては、ファンクションキーを押しながらカーソルキーなどに割り当てられています。
新しいエクセルファイル(ブック)を開く
新規エクセルファイルを作成したい場合は、Ctrlキーを押しながらNキーを押します。NewのNと覚えます。
エクセルファイル(ブック)を切り替え
複数のエクセルファイルを開いてる際に、表示しているファイルを切り替えるには、Ctrlキーを押しながらTabキーを押すことで、切り替えることができます。
テキストを太字に
選択したセルのテキストを太字にするには、Ctrlキーを押しながらBを押します。BoldのBと覚えます。
テキストに下線を
選択したセルのテキストに下線を引くには、Ctrlキーを押しながらUを押します。UnderのUと覚えます
テキストを斜体に
選択したセルのテキストを斜体にするには、Ctrlキーを押しながらIを押します。ItalicのIと覚えます
おわりに
以上がエクセルのショートカットキー&テクニック 30選でした。
概要欄に印刷して使えるショートカットキー一覧のデータを貼っておきますので、是非印刷して使ってみてください。