【動画】作りながら学ぶ初めてのエクセル(売上管理表編) #15 書式設定を使って数字に「¥」や「%」などの単位をつける
この動画では、このように数字の前や後に単位をつける方法について紹介します。
今回紹介するのは数値機能を使った単位の付け方です。
数値機能を使った単位というのはこのように、表示上は単位がついてますが、実際には単位情報が入っていない状態です。
数値機能を、使わず普通に単位をつけることもできますが、単位を付けて数字を入力すると、このように参照して計算ができなくなってエラーが出ます。
なので、数値機能を使って単位を付ける方法をしっかり学んでいきましょう。
まず、¥マークを付けていきましょう。単位をつけたいセルを選択します。今後データが増えたときの為にも、列すべてのセルを選択します。それからctrl押しながらクリックすることで他のセルも同時に選択することができます。選択ができたら、選択したセルの上で右クリックして、表示されるメニューの中からこの「通貨表示形式」ボタンをクリックします。
すると¥マークがつけることができました。
もし、ここにこのボタンが無い場合は、ホームタブをクリックするとでてくるリボンメニューの中にある数値の項目で様々な単位をつけることができます。この中から今回は、左下にある「通貨」ボタンをクリックします。
次に%の入力方法です。例えば売上の目標の達成率を表示したいとします。まず表を作ります。
目標欄と達成率欄を作ります。今回、目標は分かりやすく10万で設定しておきます。目標も円の単位をつけておきましょう。達成率は目標分の売上なので、売上/目標100で達成率を計算できます。÷はコンピュータの世界ではスラッシュ、×はを入れますので間違えないようにしてください。
でここで注意点です。このあと、この達成率の数字に%を入た時に、エクセルの仕様により自動で×100をしてくれます。
なのでこの×100はいりません。
×100を外した状態で、確定します。
CtrlCでコピーしてCtrlVで貼り付けて佐藤さんの達成率も作ります。
そして%を付けたいセルを選択して右クリックして、%ボタンをクリックします。
すると自動で×100をして%がつきます。
次に右クリックしてメニューにも、数値メニューにも単位をつけたい場合のカスタマイズ方法です。
今回は、数量の単位に「個」を付けます。単位を付けたいセルを選択したら、右クリックして、「セルの表示形式」をクリックします。
すると「セルの書式設定」が表示されるので、「表示形式」タブの中から「ユーザー定義」を選択します。
ユーザー定義のユーザーは、エクセルを使ってる僕たちのことで、僕たちが自由に表示形式を定義できるメニューです。
この種類のところに表示したい設定を定義していきます。
今回は数字の後ろに「個」を付けたいので、「0個」と入力します。
これで、0が変数代わりになるので、OKをクリックすると、個と単位を入れることができました。
単位の入れ方の紹介は以上です。
数値機能には他にも
小数点以下の表示の桁数を変更したり
日時の表示をカスタマイズしたり
少数を分数に変換したり
などもできるので、是非試してみてください。
次の動画は前回の動画の応用編なんですが、このグラフを作り直して担当者ごとの売上と達成率をグラフで比較する複合グラフの作り方について紹介します。
複合グラフを使うことで情報をまとめて分かりやすく伝えることができるので是非、覚えてみてください。